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ここは青島千紘のココロに浮かんだ言葉を泳がせて飼っている場所    日々の出来事や言の葉の羅列…思うままに、綴っていくつもりです
by chihiro-ao
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かなしいこと。

かなしくて、つらくて、そして込み上げてくる怒りに身体が震えた。

彼等はことばのひとつひとつが、どれだけ相手を侮辱しているか、気付かないのだろうか。その場の人間が凍り付いていることに、気付かないのだろうか。

真剣に投げかけられた言葉なら、それでもまだ、何か他に汲み取る事もできよう。が、そのへらへらとした表情からは、他意なく言葉通りの意味しか感じられない。

あなた方にとって大事な人間は存在しますか。
あなた方の大事な人間が侮辱されて、あなた方は平気ですか。
度重なる侮辱に、それでもあなた方に迎合していられるほど、己の力と魅力を過信しているのでしょうか。
残念ながら、あなた方に魅力を感じた事などありません。
我々は、少なくとも私は、大事な人間がいるからこそ、この場にいるのです。
その大事な人間を侮辱すると言うのなら、あなた方に価値はないのだという事に、すぐにでも気付かせてあげたいのですが…

残念ながら、まだ時期が早いようです。
もうしばらく、この気持ちを温存する事に致します。

所詮、蛙は蛙にしかなれないという事を、教えて差し上げましょう。
# by chihiro-ao | 2006-04-10 00:17 | 演劇

ウィークポイント。

ヒトミシリ…

この一言につきるなぁ、とつくづく思う、今日この頃…
# by chihiro-ao | 2006-03-06 23:38

むかむか。

オシゴト1(笑)が終わってジムへ直行。
大好きなストレッチで軽くハイになりながらランニングマシーンへ。
9/hで20分をセットする。10分程走ると、いつもならハイテンションのピークに達する気持ち良い瞬間が待っていて、そうなったら9.5/hくらいにあげる…筈だったのに。
思考が乱暴になって来て、一度は通り過ぎたむかむかが蘇って来た。

ある人のコトバと、ある景色。

頭の中でかちんと音がしたその瞬間。

『クダラナイ』プライドかもしれないけど、私を支えていた何かを、ぐちゃぐちゃにしてしまった色んな要素。

むかむか むかむか。

振り切るつもりでスピードをがんがん上げてみるけど、鈍ったカラダは思うように動かないし、そんな事実がまた、私のむかむかを膨らませる。
こんな状態だから、仕方ないのかもしれない。
実際私、鈍り腐ってるもの。

でも。悔しい。
かなり悔しい。

一度は前向きに受け止めたつもりだったけど。

ちきしょう。
見てろよ。

今日はずっと、呟いていた。
この気持ちを、絶対忘れないように
書き留めておこう。
# by chihiro-ao | 2006-01-26 01:01

ちょっといいこと。

人に触らずには立てない程度の混み具合の朝の電車で。
1〜2歳くらいの子供をベビーカーに乗せてサラリーマン風の男性が発車ぎりぎりに乗ってきた。
密閉された空間のせいか、視界に入ってこない父親を見ようとしてか、子供は立とうと頑張りだした。
揺れる電車と絡む足元に中々上手くいかない。予想通り、あの、子供特有の
『あ〜』
という声を発し、泣き出そうとした。が。

思いきり、目が合ってしまった(-_-;

泣き出す直前の、四角い口のまま、ぴたりと動かない子供(笑)
反射的に『泣くなー』『どーしたー』と目で(?)話しかけてしまう私(笑)

父らしき人にも、周囲の通勤者たちにも気付かれないように髪で横顔を隠しながら、次の駅に着くまでの3分くらいの間、ずっと子供と交信してしまいました…いやー和むこと和むこと(苦笑)
しかし、何で泣き止んだのかはナゾでした(笑)


バイトが終わって夕方。
予定していた、先輩のミュージカルを観に行くにはちょっと時間があったので、マクドナルドへ…

良く利用する、新宿某所のマクドナルドには、普段とちょっと時間帯が違ったせいか、初めて見る店員さんが2人、黙々とオーダーをこなしている。
会話はマニュアル通り発せられているのだが、雰囲気はかなり『黙々』だった。めずらしく客が並んでしまってたので、テンパってたのかもしれない。
しかし無愛想だなぁ…と思いながらも、取り敢えず順番を待つ。
私の前では男性(3〜40代男性)が3人、喋りながらオーダーしている。
最後の一人がフツーにカウンターに近付き
『んーと、取り敢えずスマイル』
フツーに言った(笑)
あまりにもフツーで、携帯をいじっていた私は、一度聞き流した後、『え?』と顔を上げた。
見るとそれまで、全く表情の動かなかった店員の女の子が、思わず、と言った感じで微笑っていた。
『お、いーね』
その男性はやっぱりフツーに言って、『あとは…』とオーダーを続けた(笑)
『…円になります』店員の声が作られた明るさから和やかになっていた。連れの二人が『1万円だよ』と軽口を叩いて、フツーに笑っていた。

何だか、すごいな、と思った。
その店員の女の子の『スマイル』が、物凄くかわいかった。
顔の造作ではなく、雰囲気とか、空気とかいう意味で、めちゃめちゃかわいかった。無理矢理ではなく、仕事ではなく、勝手に出てきたスマイルは、言い方は変だけど、『極上』だった。
自分のオーダーを済ませて、席を取ると、視界にその3人が入った。
何となく観察していると、スマイルをオーダーした人は、嫌味なく自信の漂う人に見えた。

ほんとに些細なことで、空気ってかわるんだな、とつくづく思った。
全然関係ない私が、ちょっとイイ気分になった(笑)多分あの店員の女の子も、3人のお客さんも気付いてないとは思うけど。

ヤなことばっかり心に残るものだけど、何だか今日はずっとほんわかした気分でした。
『ありがとうございました』
今日の子供と、素敵な笑顔の女の子と、女の子を笑わせてくれたお客さんに、勝手に感謝の意を込めて…
# by chihiro-ao | 2006-01-14 01:39

鶏口となるも…。

FIFA WORLDCUPにむけてメンバーになるべく、選手たちが常にベストな自分であるため、レギュラーとして試合に出られない名門チームから、常に試合に出られるチームへと移籍を希望しているというニュースを見た。
数年前の青島は、きっと『試合に出られない悔しさや、名門の空気、そして上に入る人間を見ることも訓練のひとつなのに』と彼等を不思議に思ったと思う。
けれど今、本当にその境遇が長く続いているためだろうけど、青島は彼等を凄いと思える。

演技者として、舞台を渇望してやまないと思っていた青島は、ここ数年、まともに舞台に立てていない。所属チームは数あるチームの中では割りと歴史ある、中堅チームだが、そこにいたところで何の恩恵も受けていない。勿論学んだことは数多くあるのではあるが、決して試合に出た訳ではない。
監督との折り合いが悪いから、しょうがない、と何となく諦めて、でも居場所を変えられずにいた。『私はまだ、このチームで何もしていない』と。
でも。最近知った。『あのチームにいるんじゃ、無理だろう』という理由で、試合出場の誘いが浮かんでは消えていたことを。
現状をきちんと伝えて、『ゲームに出たい』と伝えていなかった私が勿論腑甲斐無いのだろうが、それでも悔しかった。

『内的人見知り傾向』と『海より深いプライド』を持っている自覚のある青島は、それ故に何も伝えていなかったことを知った。
『最近はやってないの?』と聞かれて、『やれてないです、出たい、出させて下さい』と言えれば良かったのに、『やってないですねぇ…(苦笑)』と濁して、次に出て来る言葉を待っていた。自分に都合のイイ言葉が出て来ることを願いながら。
サッカーのチームと違って、舞台の世界には、『客演』とか『プロデュース』といったシステムがある。そこに淡い期待と、甘い望みを任せ、自分では何もしていなかった私を、今日、ニュースを見ながら激しく恥じた。
『悔しい』
最近、良くそう思うようになった。
私にとっての『悔しい』はきっとエネルギーになる。
今までもそうだったように。
マイナスエネルギーがプラスの燃焼源になるように、私はこれから、変わって行きたいと、遅ればせながら、新年の誓いを立てよう。
# by chihiro-ao | 2006-01-10 00:55 | 演劇